犯罪にあわれた被害者の遺児たちに幸せを

犯罪被害救援基金

被害者の声

 当基金が発行している「ふれあい」に寄稿された奨学生・保護者等からのお便りの一部をここに紹介します。それぞれの方々が苦しみながらも前向きに頑張っておられる様子が赤裸々に伝えられております。ご一読いただければ幸甚です。

奨学生

      「捨てないで大事にていこうと思います」  小5

     いつもありがとうございます。わたしは、小学5年生になりました。じゅ業で外国語があり一生けんめいに勉強してます。わからない所は参考書を見たりドリルをしたり、がんばってます。

来年は中学受験をします。

母が亡くなり今年で6年です。亡くなった当初わたしは4さいでした。たった4年しか、母とはいれなかったです。

全部は覚えていませんが少しは覚えていて、思い出もあります。部屋には母の物や写真を置いていて捨てないで大事にしていこうと思います。

そしていつかかんごしになり、よい報告ができるようにがんばりたいです。

 

「マネージャーを頑張りたい」    中1

 野球部にマネージャーとして入部しました。吹奏楽部かと悩みましたが、私の肺活量や集中力を考えると消去法でマネージャーを希望してしまいました。

 マネージャーは考えているよりも簡単ではありません。各ポジションを知らないため、メンバー表やスコアブックを間違えたりやり直しをしています。

 最近、大谷翔平さんの活躍が気になります。いままで野球をする人などを気にとめなかったのになぜか、大谷翔平さんを応援するようになっています。野球にかかわりを持つようになったからでしょうか。

 マネージャーの仕事は少しつらいけど、大谷翔平の活躍はうれしくなります。大谷翔平さんに敗けないように私もマネージャーを頑張りたいと思います。

 

「知らない人たちに助けてもらっている」   高1

 お母さんが亡くなったとき、私は小学4年生でした。毎日が騒がしくて、気持ちもモヤモヤしておりました。今ならわかりますが、あの時は悲しくて何が何なのか、まったくこの先を考えることができませんでした。  

気づいてみたら、祖父、祖母以外にも奨学金のお世話で、高校生までになっていることに気づかされました。知らない人たちに助けてもらっている、私としては、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

 この先、なりたい職業がありすぎて、しぼりこめませんが、目の前にある出来事を全力で取り組んでいきたいと考えています。

高校生活を楽しいものにしたいです。

 

 

保護者

「 孫の成長が楽しみ」

 いつも私たち家族を見守って頂き、ありがとうございます。  

年令を重ねるごとに1年があっという間に感じられるようになりました。秋になり衣替えの季節となり孫の秋冬物も出してみました。去年着ていた服が半分は小さくなり、寄付にまわそうと思ったのですが、お気に入りの服はいくつか“今年も着たい‼”と言うので、パンツは丈を長くするため合う布地を購入し、裾に足したり、コートの袖口にボアの生地を足してみたりしました。

孫も気に入ってくれて、私も満足の仕上がりです。そのうち、孫の着れなくなった服やくつを私がもらって着たり履いたりするようになることでしょう。 

今は孫の成長を楽しみつつ、自分の楽しみをみつけて、日々過ごしています。

 

「淋しいのでしょう 淋しいですよ」

 いつも私達家族を支えて頂きありがとうございます。

 娘が亡くなり今年で6年になります。前を向いて進んでひたすら真っ直ぐ歩いていてもふとした時に、思い出し涙が出ます。その度、自問自答しながらの日々を送ってます。

孫も今年で小学校5年生になり、もうすぐ、娘の身長を超えそうなくらい背が伸び、顔も娘にそっくりになりました。そんな孫ですが、娘が亡くなった時から、たった1つだけ変わらないことがあります。それは看護師です。そのために一生懸命、勉強をがんばっています。少しずつ1人で行動してます。それでもまだ学校は一緒に通ってます。それでも一歩一歩孫なりに前へ進んでます。その毎日の中で、生活をしてても娘のことは忘れていません。1日たりとも娘の話題をし、大笑いしたり、はしゃいだり、それでも心は晴れません。やっと笑えるようになっても、そばに娘がいないから淋しいのでしょう。淋しいですよ。それでも孫は成長しています。親がいなくても子は育つ。その通りなんです。本当に。

周りの大人達、みんなで、見守りながら、孫の成長を楽しみにし、娘にもよい報告が出来るように見守ってもらいたいです。  

孫がそばに居るから私達もがんばれているのかもしれません。

近況報告

 お世話になっております。

孫は今中3で来年受験生です。小6、10月から不登校になり、ほぼ家にいます。中学に入ってからは、週1、30分ですが学校へ行けるようになりました。高校進学も前向きで、夏休み中体験に行ったり、見学に行ったりしている状況です。

 

息子は高校3年生になりました。2年前の春、桜満開の晴天の中、「友達できるかな?」と、少し緊張気味で入学式に行ったことを懐かしく思い出しています。息子はたくさんの友達や先生方、部活に関わる先輩やOBの方々の出会いに恵まれて、幸せそうにしています。毎日が楽しく過ぎていって、青春謳歌でとても充実しています。部活を引退したら、大学受験のための勉強をもっとやりたいと言っています。息子への気持ちを書かせて頂きます。「パパのように思いやりと気配りの心を持てる大人になれる様、このまま又更に成長して欲しい。パパも天国で見守っているよ。ママも病気にならないようにいつも元気で応援するよ。」

 働く子供は働きにいき、学校へ行く子供は学校にいく、その事がいつまでもかわらなく出来ている事がいちばんうれしく思います。ここままどんどん前に進んでいってほしいと思います。 


 

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