犯罪にあわれた被害者の遺児たちに幸せを

犯罪被害救援基金

被害者等の声

 当基金が発行している「ふれあい」に寄稿された奨学生・保護者等からのお便りの一部をここに紹介します。それぞれの方々が苦しみながらも前向きに頑張っておられる様子が赤裸々に伝えられております。ご一読いただければ幸甚です。

奨学生

『これからの私』
 私は四月で二十歳になりました。二十歳になったという実感がまだありませんが、日常生活のなかで自分の考えなどが明らかに一年前とは変わってきているなということを感じています。
 恥ずかしさがある時もありますが家族にも徐々にありがとうという言葉を伝えられるようになってきました。ありがとうという感謝の言葉を言うことは、簡単な事に思えるかもしれませんが、私にとっては自分の変なプライドが邪魔をして、あまり言うことができていませんでした。しかし、最近では自分が感謝の気持ちを持った時にはちゃんと言葉にしていこうと私は決めました。
 そして、二十歳になって私は本当に恵まれた環境に居させてもらっているのだなとあらためて感じています。生まれてから今まで色々な経験をしてきました。どんな時でも支え、見守って、ここまで育ててくれた家族。勉強だけでなく生きていくために大切な事を教えてくれた今まで出会った先生方。何かあったら話を聞いてくれて、時にはふざけ合い、自分には無い良いところを沢山もっている友達。この他にも今まで私が出会って来た人達、誰一人欠けても今現在の私はないと思います。これで良かったのかなと考えたり、後悔することもありましたし、今でもそういう事を思ったりもします。でも今は、私の二十年の人生に起こった全ての出来事を受け入れられるような気がします。
 これから先、まだまだ多くの事が私を待ち受けているでしょう。それにめげることなく、私が感じた嬉しさや喜びを自分以外の人達にも感じてもらえるように生きていきます

卒業生

『恩返し』
 小学校六年生の時に父を亡くし、今年で十一年になります。
幼い頃に父を亡くし、母が働いていた為、祖母にはたくさん迷惑をかけました。
現在私は、薬品会社の仕事につき、三年目になりました。子供の頃から好きだった科学の世界に就職でき日々精進させて頂いております。これも家族だけでなく周りからの支援があったからこそできたことだと感じております。  これからは、その方々に恩返しできるよう社会を通じて行っていければいいなと考えています。ありがとうございました。

保護者

『一日一日』
 いつもありがとうございます。  孫も今年は、中学二年になりまして、毎日、学業と部活動に精出しています。こうして元気で一日一日を過ごせて、人並みに成長していけるのも皆様の御支援の賜物と深く心に感じている次第です。  今後も、孫と共に存在を、大切に、又思いやりのある人になってほしいと思います。そして、今を、与えられた環境に感謝しながら、生活していきたいと思っています。送ってくる冊子を読ませていただいています。元気がもらえます。活力が沸いてきます。明日への楽しみと勇気がもらえています。ありがとうございます。今後共何卒よろしくお願い申し上げます。

卒業家庭

『助け合い』
 いつも長い事、「ふれあい」を送って頂きありがとうございました。私ももう七十八才、体はガタガタ。先日は背骨を二ヶ所骨折して歩くのも午後になるとフウフウしてますが、まだ一日五時間位働いております。娘が亡くなった時、四才だった孫も今は三十五才になって家もローンで買ってくれましたが、私も生きているかぎり、少しでも助けてやりたいと思っています。来年は娘の三十三回忌ですが、私はとても岩手迄の旅は出来そうにありません。孫と亡くなった娘の姉に頼もうと思っています。  皆様もお元気で

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