犯罪にあわれた被害者の遺児たちに幸せを

犯罪被害救援基金

被害者等の声

 当基金が発行している「ふれあい」に寄稿された奨学生・保護者等からのお便りの一部をここに紹介します。それぞれの方々が苦しみながらも前向きに頑張っておられる様子が赤裸々に伝えられております。ご一読いただければ幸甚です。

奨学生

『わたしの楽しみ』 愛知県 小1

 学校はとても楽しいです。手を上げてはっぴょうしました。黒ばんで「見る」というかん字をかいて先生にほめられました。とてもうれしかったです。2年生にもうすぐなるので、楽しみです。

 

保護者

『今後の成長』 青森県 

 いつも温かい支援本当にありがとうございます。

 娘が亡くなりもうすぐ12年に…娘が残した息子が(当時7才)当時まだ働いていたのでどうしても一人で育てて行く事が出来ないので養護学校に特別に入学させて頂きました。色々な人達に今まで支えられて今日まで来ました。

 私は現在72才で今年5月で73才になります。健康には自信があったのですが、今年1月インフルエンザにかかってしまい、つくづく年令には勝てないと思いました。

 これからも孫の成長を楽しみにがんばって参りたいと思います。

 

卒業生

『初めての挑戦』 熊本県 44才 

 いつも事務局の皆様には、長年にわたり、経済的な支援や心添えいただき、感謝申し上げます。このふれあいの冊子を読ませていただくたびに、学生のみなさんの頑張りや将来を見据えた力強い姿、そして様々な苦しみを乗り越えて一生懸命に生活されている皆様の様子を知り、私自身、元気をいただいております。私事ですが、昨年の12月、父の33回忌法要を無事に終えることができました。父が事件に巻き込まれ、亡くなってから32年が過ぎたところです。3人の子どももそれぞれに頑張って勉強にスポーツに頑張っています。

 一昨年、父が亡くなった歳、43歳に並ぶ直前に、私にとって偉大な存在の父に追いつく実感が感じられることをしようと初マラソンに挑戦しました。途中で何度も苦しくて棄権したいと考えたのですが、家族と別れる苦しさを味わった父の思いに比べたら、弱音は吐けません。また、家族の大きな声援に力をもらい、無事完走することができました。

 このマラソン大会の2カ月後、熊本で大きな地震が発生し、実家は全壊しました。幸いなことに、母はけがもなく無事だったのは、父が守ってくれたのだと思います。実家の近くに住んでいる私は急いで実家に向かいました。そして、母の無事を確認すると、避難所へ向かいました。夜中で真っ暗、周囲の家屋も崩れていましたので、久しぶりに母と手をつないで歩きました。母の手は冷えきっていましたが、無事で本当によかったと何度も心の中でつぶやきました。熊本地震後、熊本には全国の皆様から本当にたくさんのご支援をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

 現在、実家の再建が、人生最大の親孝行のチャンスと前向きに捉えています。時間はかかりますが、母が元気で、長生きしてもらえるように精一杯できることを考え、実行していきます。

 

卒業家庭

『明るい陽射し』 滋賀県

 厳しい寒さの中にも梅のたよりが聞かれるこの頃となりました。事務局の皆様、いつもお世話になり有難うございます。

 主人が亡くなった当時1歳8ヶ月だった二男に一昨年娘が生まれ、息子は父親になりました。主人の命日の翌々日の誕生です。毎年命日が近づくとどんよりと陰気な気分になること、それは生涯つきまとうものと覚悟していました。ところが、昨年からは、命日が近づくことは初孫の祝いの日が近づくということ。すうっと肩が軽くなったような不思議な感覚を味わっています。

 いつも周りにいてくれる者から明るい陽射しを分けてもらえる幸福を感じています。そして基金の方々にいつも見守っていただけていることに感謝しております。

 幸い健康に恵まれて、今も仕事に精を出しています。これからも自分なりに元気に生活していこうと思っています。基金に関わられる大勢の方々が明るく生きていかれることを心から願っています。



 

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