犯罪にあわれた被害者の遺児たちに幸せを

犯罪被害救援基金

被害者の声

 当基金が発行している「ふれあい」に寄稿された奨学生・保護者等からのお便りの一部をここに紹介します。それぞれの方々が苦しみながらも前向きに頑張っておられる様子が赤裸々に伝えられております。ご一読いただければ幸甚です。

奨学生

 『初めての選挙』

 

 今年8月に、18歳になり、成人として初めて国政選挙を経験しました。

 新聞や広報、テレビのニュースなどを見て、平和で、皆が生活しやすい国になって欲しいと思い、自分なりに考え、賛同できる意見を持った候補者に投票しました。

  

 

保護者

 『心の痛みは抱えたまま』

 

 いつもお世話になりありがとうございます。娘が亡くなり6年過ぎました。孫たちはそれぞれの生活を頑張っていますが、心の痛みは抱えたままの様です。時々淋しそうに何かを考えている姿があります。その様子を目にする度、胸が痛みます。どんな大人に成長していくのか楽しみでもあり、心配でもあり、真実を伝えるにはどの様にすればいいのか悩むばかりです。正解を見つける方法があればいいのですが、とにかく今は、私自身が健康で孫たちが大人になるまでは頑張らなければと思います。孫たちが居てくれたおかげで私も頑張れていると思います。

 『主人と一緒に応援したかった』

 

  今年の夏は本当に暑かったですね。季節を感じる気温にやっとなった感じがします。

いつも大変お世話になっております。

季節が冬になると、いつも思い出します。あの日のこと。突然すぎる別れで、今でも本当なのか?と感じることがあります。それでも、私と息子は生きていかなくてはなりません。先を見て生きること、常に私の頭の中にはそれだけです。

最近、息子は好きなことが見つかったようで、自ら色々と学んでいます。

今までではない、違った成長をみせてくれる子どもの姿を一番近くで、主人と一緒に応援したかったです。空の上から、私達のこと見守ってて下さいね。

卒業家庭

『家族が増えました』

 

 救援基金のみな様にはいつもお世話になりありがとうございます。

 長男は救援基金でお世話になり、無事大学卒業し5年になります。就職もし、毎日頑張って仕事をしています。去年結婚し、今年子供が産まれ家族が増えました。家族が増えていく事に本当にうれしく思います。産まれてきてくれた命を大切に育てていって欲しいと思います。

 

 

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