犯罪にあわれた被害者の遺児たちに幸せを

犯罪被害救援基金

被害者の声

 当基金が発行している「ふれあい」に寄稿された奨学生・保護者等からのお便りの一部をここに紹介します。それぞれの方々が苦しみながらも前向きに頑張っておられる様子が赤裸々に伝えられております。ご一読いただければ幸甚です。

保護者

『息子の笑顔と前向きな元気』

 4月から息子が1年生になりました。本当に元気がいっぱいで、友達と一緒に帰ってきたり、楽しそうに学校へ行っている姿がみれてすごく嬉しいです。運動が大好きで特に走ることが好きなので体操教室ではリレーをものすごく頑張っています。仕事をしながら大変なときもありますが、息子の笑顔と前向きな元気がみれていつもはげまされています。

当時私は25歳息子は3歳で旦那が他界。不安で不安でまっくらな状態のなか、前を向けたのは息子の強い心と頑張る姿をみたからです。本当に息子には感謝しかありません。

卒業家庭

『悩みはその時その時で』

 ご無沙汰しております。色々お世話になった事は忘れていませんが毎日なぜか精一杯生きているって感じです。やはり年令でしょうねぇ。最近は廻りに迷惑かけない様に心がけして行動しているので年令重ねるって大変なんだぁ…と思っています。  

人間ってその時その時で色々悩みは生まれるものです。若い時の様に前さえ見ればいいではない様です。でもお世話になったから子供も、私も、今があるのです。お盆に子供達に少し亡き主人等の話ししようと思いました。本当にありがとうございました。

 

『4人の子供たちもりっぱに成長しました』

 今年は異常と思える程の暑い日が続いていますが、いつも私たちの為に大きな犠牲を払って下さり、御愛を注いでくださっていますことをありがとうございます。

スタッフの皆様、お元気でお過ごしでしょうか。初めてのお便りです。申し訳ありません。もう40年以上、当基金に助けていただき御守りをいただき、唯々感謝で一杯です。その時々に頂いた、基金、図書券etcにどれだけ助けられたか分かりません。本当に感謝してもしきれません。おかげ様で4人の子供たちもりっぱに(?)成長し、それぞれに家庭をもって元気に過ごしています(上2人が会社員、下2人が看護師として)。もっと早くお便りしなければいけなかったのですが、ついつい今頃になってしまいました。申し訳ありません。

最後に今まで送っていただいていた“ふれあい”もう送付いただかなくて結構です!長い間御送付いただきありがとうございました。楽しく、又考えさせられながら、私たちのような立場の人がいなくなればと思いながら読ませていただいていました。これから少しでもこういう人が、悲しむ様な人がいなくなることをお祈りしています。本当に長い間ありがとうございました。

  

『これからも孫達を見守りたい』

 ご無沙汰しております。長らくお便り差し上げず申し訳ございません。このたび改めてお礼お伝えしたくて筆を取らせていただきました。孫達もそれぞれ中学、高校、大学に通っていた頃には3人共大変お世話になり有りがとうございました。孫達が卒業後はなかなか連絡が出来ず気になっておりました。おかげ様で3人共無事に成長しそれぞれの道を歩いております。

 長女は今月4月に結婚し優しいご主人と穏やかな日々を送っております。後はかわいい赤ちゃんを待つだけです。次女は毎日仕事や家事におわれていて小学5年生になる女の子一人も明るく元気に育ってくれて嬉しい限りです。三女は旅行が好きで今も仕事の合間を見つけてはあちこち出かけています。結婚はまだですが、自分の時間を楽しみながら充実した日々を送っております。それぞれの道を歩む孫達をこれからも見守っていきたいと思っております。

 改めて長い間お世話になり有りがとうございました。心よりお礼申し上げます。まだまだ暑い日が続いてますがお身体に気を付けてどうぞお元気でお過ごし下さい。

 

『絶えないことがとても哀しい』

 酷暑の折、失礼致します。ふれあい夏季号の送付、ありがとうございます。

私共、卒業家庭は、御基金より沢山の支え、はげましを受け、決して自分達だけが辛いわけではなく、全国に同様の想いを持って生活している方がいるという事を心の支えにして参りました。

今もなお、毎日のように犯罪被害にあう方が絶えない事がとても哀しく感じています。

ふれあいを毎号楽しみにもしてきましたが、大切な寄附などを他の方々にご使用ください。これからは寄附など、わたくしたちが基金に恩返しをしたいと思います。なので、今後は送付不要でお願いします。

皆様、ご自愛ください。

   今までありがとうございました。

 

 

 

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